11月17日これからの上昇に期待注目銘柄

ディスコ(6146)

半導体ウエハの切断装置などで世界首位のディスコ(6146)だった。好採算の消耗品の売り上げ拡大に加えて円安も利益を押し上げて、前2022年3月期の営業利益率は36%。今2023年3月期の営業利益率はさらに上伸する見込みで、東洋経済業績予想から逆算したそれは39%に迫る勢いだ。

レーザーテック(6920)

先端半導体向けのマスク欠陥検査装置などを製造する同社は半導体銘柄の出世頭だ。前2022年6月期の売上高903億は6期前の4.2倍、営業利益は5.7倍だ。開発が主体で工場を持たないファブレス型の経営が高い営業利益率を実現している。

扶桑化学工業(4368)

グルコン酸など果実酸類の総合メーカー。同社の利益を牽引するのは、好採算の工業向け製品だ。シリコンウエハの研磨剤の原料として用いられる「超高純度コロイダルシリカ」は、半導体需要の高進で出荷を伸ばしている。